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か意識を保つ。
次に手を突っ込み『中身』を引きずり出した、
急に引っ張ると千切れるかもしれないから気を付けながら取り出して行く。
彼女は虚ろな瞳でこちらを見ている。
再び握っている物で今度は上に動かした。
「リーゼ、余興は終わりだ楽しんでくれたかな?リーゼ、キミへのプレゼントはコレさ」
私は彼女の華奢な手を引っ張って私の胸に当てた。
ズズ…
そして、ゆっくりと、あらかじめ裂いておいた隙間に彼女の手を誘導していく。
目的の所まで来た
さあ、仕上げをしなくては…
「リーゼ、これが何か判るかい?これは私の心臓だ、リーゼ、キミはあの時に心を忘れてきてしまったんだ…、だからこんなふうになってしまったんだ。」
「だったら、もう一度心を容れれば、お前は戻れるんだっ!!」
「どうだい?良い考えだろう?」
云いながら、彼女に心臓をしっかりと握らせ、
………一気にに引き抜いた…。
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