家族という絆の話

登場人物

我が家はいろいろとややこしい。
五人兄弟なのに血が繋がってないんだ。でも全員と血が繋がってないわけではない。

俺の名前は青柳悟(ｱｵﾔｷﾞ ｻﾄﾙ)青柳家の長男です。
みんなから悟くんとかさと兄って呼ばれてるんだ。

で、次男が青柳翔(ｱｵﾔｷﾞ ｶｹﾙ)
みんなからは翔とかかーくんって呼ばれてる。
翔と俺は親父と今は亡き母親との間の子。

三男の青柳美哉媚(ｱｵﾔｷﾞ ﾐﾔﾋﾞ)
美哉媚の旧姓は緑桐(ﾘｮｸﾄﾞｳ)。三人目の母さん、つまり今の母さんの連れ子で無口な子。

四男の青柳嘉寿羽(ｱｵﾔｷﾞ ｶｽﾞﾊ)
双子の片割れで母親の旧姓は光紫(ｺｳｼ)。

五男の青柳純也(ｱｵﾔｷﾞ ｼﾞｭﾝﾔ)
双子の片割れで母親の旧姓は光紫(ｺｳｼ)。
嘉寿羽と純也は親父と二人目の母さんとの間にできた子。

俺と翔の母親は体が弱く俺ら二人を産んですぐ死んでしまった。
俺達の母親が死んでから親父は二回再婚した。
嘉寿羽達の母さんとは意見の食い違いで離婚したが親権は親父の為離れ離れにならなくてすんだ。
美哉媚の母さん、つまり俺達の現母親と再婚をつい一年程前にして今は二人とも海外で仕事中だ。

これは兄弟の絆のお話。
どうぞお楽しみ下さい。