~遊戯開始<ゲームスタート>~

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ブー…………… 「やぁ、諸君。初めまして。私の名前は………数を統べると書いて、数統<かずと>…………とでも名乗っておこう」 不気味ではないが低い声 声から察するに40代位の男か……? 「これからゲームを始める……。ゲームの前に逃げようとした者には、残念ながら罰を与えさせてもらったよ。」 余裕ぶった喋り方と、あからさまな上から目線が俺を苛立たせる 「ゲームの内容は簡単。これから私が指示する事をやって欲しい。もちろん、遅すぎたら罰を与える。罰は嫌だろう?……早くする事を薦める」 「ちなみに生き残った者には、豪華商品を与えよう。商品がなくてはつまらんからな」 「最初の遊戯は………そうだな………。………教室内の者達で殺しあってもらうか。武器も配布する。一時間たった時、15人以下の状態になっていればゲーム終了だ」 フフフ………と、楽しそうに笑ってる お前がやったのか……! 沸いてくるのは純粋な殺意 「では死の遊戯………もとい、デスゲームを始めようか。では…………」 「遊戯、開始<1stゲームスタート>」
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