1人が本棚に入れています
本棚に追加
色づいた葉っぱが風に乗り宙に飛ぶ。
風が弱まると葉っぱはヒラリヒラリと舞い降りてきた。
まるで紅い雪が降っているかのようだった。
綺麗だと思った。
何で彼らは綺麗に色づくのだろう?
「ねぇ、葉っぱさん何故なんだい?」
「次に命をつなげるために僕はちる、
せめて皆が僕を忘れないように
僕は綺麗に色をつける
僕はいた
確かにここにいたんだ
どうか皆さん・・・
僕を覚えていて下さい。」
そう言うと
葉っぱはどこかへと飛ばされていった。
最初のコメントを投稿しよう!