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普段のこいつからはあまり聞くことのない
少しシリアスな声に違和感を覚えつつ俺はショウの次の言葉を待つ。
「何で…」
ショウが口を開く
「何で縫い物をしているお前はこんなにも情けなく見えるんだろうな?」
俺は思わずガクッときて、もう少しで針を指に刺してしまうところだった。
「なに真面目な顔してバカな事言ってんだお前は」
「だってなぁ…アレだぜお前勇者だぜ?どこの世界にチクチク縫い物してる勇者がいるってんだよ」
はぁ~っとため息をつきながら言うショウ。
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