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「ここに居るじゃないか。
しょうがないだろ破れたまんまの着るわけにもいかないし」
「そんな事いってんじゃねーっっ！！
お前は勇者としての自覚があるのかって言ってんだよ」
「そんな事いってもなー……」
「そんな事もこんな事もあるかー！！
お前さ、数ある勇者の伝説の中で夜焚き火の前で縫い物してましたーなんて話聞いたことあるか！？
いや、ないはずだ。例えあったとしても、俺は認めねぇー！！
そんなやつ勇者じゃねー！！」
急に語調を強くして早口でまくしたてるショウ。
「なに興奮してるんだお前は」
「おいトウヤ、俺たち今までいくつの町を救った？」
「さぁ？４つくらいか？」
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