勇者と親友

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それにしても普段大ざっぱに見えるコイツでも案外ちゃんと考えてるんだな。 コイツもこの冒険で成長したということか。 俺も負けないようにしないとな。 ショウの思いがけない成長に驚きつつ、決意を新たにする。 「分かった。ショウがそこまで考えてくれているとは正直思わなかった。」 「そうだろ、そうだろ。やっと分かってくれたかトウヤ。 そこでだ次の仲間は是非おん」 「次の町で傭兵でも雇おう」 「野郎が増えたって意味ねぇんだよぉぉぉー!!!」 その瞬間ショウが絶叫を上げながら俺の胸ぐらを掴み上げる。 「はぁ!?なに言ってるんだおまえ」 掴み上げられながらも何とかそれだけ言う。 「お前が何言ってんだー!!」 あっ、なんかデジャヴ
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