さよなら

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 僕に出来るのは  それしかなかった  1週間後  そんな願いが通したのか  「ん、」  侑李が目を覚ました  「やった‥、」  僕は自然と涙が出てきた  「ゆ、り‥  よかったあ‥、よかったよ」  でも、僕は部屋の外で  何が起こってるかなんて  知る由もなかった  聞こえたのは  強い風と強い雨の音だった  
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