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しばらく、皆で
わいわいして面会時間も
終わりに近づいてきた
「じゃあ、俺たち帰るわ!」
「おう、また明日な」
そう言って次々と
病室から出ていく皆
そして、
裕翔と2人きりになった
少し離れた所にいた裕翔は
俺に近寄り手をぎゅっと握る
「涼、介‥
ごめんね、
でも、よかった‥」
そうして泣き始めた
俺はもう片方の手で
頭を優しく撫でてやる
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