姫は姫なんだ

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 「もちろん、皆に内緒でね」  不安そうに俺の顔を見て  聞いた裕翔に微笑んで  答えれば、裕翔もにこりと  目を細め歯を見せる  「だけど、皆大丈夫‥かな‥」  確かにあれから  どうなったのだろうか  王子は頭をぶつけ倒れ  俺らはそのまま逃げた  目を覚ました王子は  裕翔を血眼になって  探しているだろう  「もう‥戻ろうか、」  時間がまた止まる  俺と裕翔の時間  
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