5人が本棚に入れています
本棚に追加
第1話裏切り
~クロノス社/社内/第1研究室~
月村)......
(PCを見ながら
部下からの報告書に目を通して居て)
???)月村、居るか!?
(慌てた様子で第1研究室に入って来て)
月村)どうかしたんですか?
『ハンゾウ』さん?
(報告書を机に置き
高月を見て)
高月)月村、大変だ!!
月村)何が大変なんですか?
高月)っは...『折原』が『裏切った』
月村)なっ
(驚いた表情をしながら
自分のPCのデータの確認をして行き)
高月)お前のデータは、無事か?
月村)やられました
(PCを見ながら言い)
高月)何の『データ』だ?
月村)『Zウイルス』の初期データと『F計画』初期データそれから...
高月)それから?
月村)何故、『保管室』に折原の入室記録が
月村)保管室って言えば、『彼女』の『血液』があるよな
月村)はい
その為、第1研究室の人間以外入室を禁じていました
まさか...!?
(何かに気付き
無線で部下に保管室の確認に行かせ)
高月)月村?
月村)だとしたら...!!
(PCで冷凍睡眠装置にアクセスした人物が居るか確認して)
高月)月村、どうした?
月村)折原は、『冷凍睡眠装置』にアクセスしています
高月)何だと!?
月村)折原は、彼女も連れて行こうとした
だが、 『パスワード』を解除出来ずに時間がなかった為そのままにした
高月)パスワードは、月村しか知らないからな
月村)えぇ
第1研究室の研究員も知りません
研究員)し、失礼します!!
(急いで入って来て)
月村)どうだった?
研究員)保管室に保管していた『血液サンプル』が『数本』足りません!!
恐らく、折原博士が持ち出したと思われます!!
高月)だが、折原は何処に?
月村)『アンブレラ』で間違いありません
高月)アンブレラだと!?
研究員)!?
月村)あれは、野心家で己の野望を叶える為ならどんな犠牲も厭わない男です
F計画をはき間違いてるようですしね
高月)アンブレラは、『生物兵器』を産み出す存在なのにか
月村)僕に勝つ為なら、何だってしますよ
高月)『同期』だったな
月村)昔の話です
高月)どうする気だ?
月村)彼女を目覚めさせます
こうなった以上、僕も覚悟を決めます
高月)そうか
月村)折原夏輝を指名手配犯で全国に手配書を作って送って下さい
研究員)はい!!
(返事を返して
第1研究室を出て行き)
高月)これ
最初のコメントを投稿しよう!