春蓮

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春蓮

学校と言う限られた空間のなかで、 私の名前を知らない人がいないように、 彼の名前を知らない人はいなかった。 私と彼を包む環境は、まるで対極で遠く離れているようで、 しかし、 対極だからこそ近かった。 木橋蓮 彼との出会いは、 あるいは必然だったのかもしれない。
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