一章.勇者とは剣を携えし者なり

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母さんの顔からは、まだ笑顔が絶えていません。 本気ですね、怒り方が。 「私ったら、どうしてこんな馬鹿な男に引っ掛かったのかしら~……悔やまれるわ~ホント」 もはや喧嘩というより、一方的な脅迫に見えてきます。 しかし、村人達はそれを微笑ましく見守るだけなんですよね…。 どうでもいいんですが、父さんが死んだらどうなるんでしょう? まあ自業自得ですが。
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