一章.勇者とは剣を携えし者なり

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これがRPGだったら、プレイヤー怒りますよね。 まぁ、この場合覚えられなくて苛々するのは僕だけですが。 「うん、判った」 だけど相手は母さんです。 口答えをしたならば人斬り包丁が僕の方を向きかねません。 ……ごめんね、父さん。 助けたいのはやまやまだけど、やっぱり我が身が大事だから。 取り敢えず、右側の棚の上から三段目の左から二番目の引き出しの手前から四つ目のしきりのところを調べました。 あ、見っけ。
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