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腕の中に居る華奢な彼女。
ほんのりとするシャンプーの匂い
鼓動が早くなる
俺は彼女を抱きしめた。
「笑って欲しかった。」
思っていることを
「喜んで貰いたかった。」
全て言える
「お前にとっての特別になりたかった。」
素直な自分に
「好きになって欲しかった。」
―――なれたかな
「好きなんだ」
全て伝えた
彼女が背中を押してくれたから、素直になれた。
最後まで情けねぇな…。
俺を見つめる金色の瞳の彼女
彼女はゆっくりと口を動かす。
「指輪よりも…こうしてる方が良いの…。」
「大好きだよ」
→おまけ
―end―
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