第二章:異変

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ザーッザザザッザー ノイズが響いている。 砂嵐の音が鳴りやまない。 頭が、割れそうだ。 痛い、キンキンする。 頭痛が止まらない。 「水、水が飲みたい…」 堪らず飛び起きたが、反動で脳が揺れて、更に痛みが増したようだ。 「あれ?まだ夜中なんかな」 部屋の中は真っ暗で、何も見えなかった。 電気を付ける為、スイッチを手探りで捜す。 パチン。 明かりが、燈った。
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