第1話

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どれほどの時間考えたのか、気づけばゴールデンタイムのテレビを観ていたはずが、もう深夜バラエティーがやっている…携帯を手にとっても一言も言葉が浮かばない…浮かばない?浮かばないどころか頭の中は真っ白だった。 彼女からの返事が来ない…俺は焦っていた。 今思えば何てことをしたんだろう…… 彼女とは昔からのつき合いで、男女の概念なんて無かったはずなのに気がつけば、彼女に目を奪われていた自分がいるのに気づいた、そしたらどんどん、どんどん気持ちが加速して…抑えられなくて…遂にメールで気持ちを打ち明けた。
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