プロローグ

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見知らぬ国 見知らぬ土地 "お前に、見せたい景色があるんだ" それだけを告げられて、 連れて来られたこの場所。 知らないはずのこの場所に、 何故か懐かしさを感じて。 "ここは、俺とお前の始まりと終わりの場所" 訳が分からないまま、 目の前にかざされた手。 キーンと頭に響いて。 遠のいてく意識の中 聞こえた声は、 一体、誰のもの…? "思い出して…" これは、遠い昔 小さな2つの国の物語―― .
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