461人が本棚に入れています
本棚に追加
見知らぬ国
見知らぬ土地
"お前に、見せたい景色があるんだ"
それだけを告げられて、
連れて来られたこの場所。
知らないはずのこの場所に、
何故か懐かしさを感じて。
"ここは、俺とお前の始まりと終わりの場所"
訳が分からないまま、
目の前にかざされた手。
キーンと頭に響いて。
遠のいてく意識の中
聞こえた声は、
一体、誰のもの…?
"思い出して…"
これは、遠い昔
小さな2つの国の物語――
.
最初のコメントを投稿しよう!