幸せの色

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何でもないことで笑って 些細なことで怒って みんなと同じようにと 普通の生活を 体験してみた けれどそれは 自らつくりだした 仮初めの舞台 ねぇ、 演じているのは 誰かしら? 動く手足は 他人のもののようで 見つめる視線は 既に頭にもなく 嗚呼、 やっぱり これじゃあダメだわ 私が私でないの 「幸せ」は演じてるだけじゃ 「虚しい」だけ 流した涙に安堵した 私の幸せの色 ほろり 溢れた 涙色
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