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ルチアーノは口をつぐんだ。少しした後、また彼は口を開く。
「初めてあった時もだ。お前は俺の脅しなんか受けなかった」
「そんな事もあったな」
「あの時からずっと…お前は俺についてきてくれていた。…感謝してる」
「チャーリー、いい加減何があったのか、話してくれよ」
「ははは、お前に隠し事はできないな」
「当たり前だろ?さ、話せよ」
「なんでもないんだ。ただ、感慨にふけってみたくなってね。本題には入るがちょっと待ってくれ。…あと、2分」
そう言うとルチアーノはランスキーのウィスキーに手をのばし、一口分口に含んだ。
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