チャーリー・ルチアーノ一味

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「そういえば、あの時もこうだったな、チャーリー」 「ん?」 今度はランスキーが口を開いた。 「数当てギャンブルのしくみを考えた時のさ」 「ああ、あれか」 「あの時も、確か二人でこうしてウィスキーをあおっていた」 「まさかあの時考えたギャンブルが、ああも上手くいくなんてな」 「1セントからかけられるから、貧乏人が夢を見る。1000分の1に600倍の望みをかけて」
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