▼▼未来からの訪問者▼▼

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「これから言う事は全部本当の事です、信じてもらえなくても仕方ありません私も信じれないんですから……。 私は……その2009年の未来から来ました。この時代の者ではないんです」 近藤を見つめる桜だが、部屋の中にいる皆が目を真ん丸とさせ、唖然としている。 「もっと巧い芝居は出来ねえのか」 口を開いたのは、土方だった。 「なら次は、拷問ですか。間者でもなければ本当に未来から来たんですから何も出ませんよ」 土方は、目を疑った。 この状況で桜がふっと笑みを浮かべたからだ。 挑発的なものか……。 それとも、諦めか……。 桜の言葉に皆が唖然とし、耳を疑った。 『芹沢鴨って人はお父さん結構好きなんだよ』 ……芹沢鴨…… 『桜には難しいかな』 「もう、芹沢さんは暗殺したんですか?してますよね?」
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