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「これから言う事は全部本当の事です、信じてもらえなくても仕方ありません私も信じれないんですから……。
私は……その2009年の未来から来ました。この時代の者ではないんです」
近藤を見つめる桜だが、部屋の中にいる皆が目を真ん丸とさせ、唖然としている。
「もっと巧い芝居は出来ねえのか」
口を開いたのは、土方だった。
「なら次は、拷問ですか。間者でもなければ本当に未来から来たんですから何も出ませんよ」
土方は、目を疑った。
この状況で桜がふっと笑みを浮かべたからだ。
挑発的なものか……。
それとも、諦めか……。
桜の言葉に皆が唖然とし、耳を疑った。
『芹沢鴨って人はお父さん結構好きなんだよ』
……芹沢鴨……
『桜には難しいかな』
「もう、芹沢さんは暗殺したんですか?してますよね?」
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