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特五式戦車
特五式戦車は、陸軍から「大型輸送機又は爆撃機に搭載出来、かつ空中から目標の場所へ降下できる敵戦車と交戦出来る戦車」として開発された。
まず、2つの計画案が出た。
一つ目は戦車にパラシュートを付けて降下する方法、二つ目は戦車に翼を取り付けてグライダーの様に降下する方法である。
一つ目の方法はピンポイントに降下出来るメリットがあるが、強風での降下は流される可能性があり、又前線での使用は対空砲の恰好の的となる為に2つ目の案が優先的に採用された。
まず最初は大型爆撃機に搭載し、空中より切り離す。
次に戦車内にあるボタンを押してロケットに点火。
この間は上昇と下降を大型爆撃機の無線誘導で目標まで操縦する。目標近くでパラシュートを出し、降下。
着陸後は翼を切り離し、戦闘を開始するという流れである。
兵器としては成功として歴史に残っているが、実際は戦車があらぬ方向へ行って地面に激突したり、パラシュートが開かず着陸の衝撃で戦車は無事だったものの乗員が全員死亡するといった欠陥があった兵器であった。
最大速度50㌔
75㍉戦車砲1
7.7㍉機関銃(同軸)1
13㍉機関銃1
この兵器のモチーフは日本陸軍計画戦車の特三式戦車です。
陸軍のアホさがよく見えますね。それを使った自分も自分ですが。
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