Cage of the inside bird

2/2
前へ
/18ページ
次へ
いつも同じ景色しか見えない 自由などない 都合良く甘い言葉を吐いて 身動きできない程に鎖で縛られて 欲しいものに手を伸ばしても その先にあるのは希望溢れる未来ではなく“絶望”だけ 気が狂いそう!! 窓の外を流れる天に手を伸ばしてみても虚しいだけ…感情が少しずつ私の中から奪われていくのが分かる 私が何をしたと言うのだろう? 生き地獄とは多分この事ね 死んだように歩いて食事をして声を出して無理に笑う……… その行為に意味はない 無気力に過ごすうちに 時間が過ぎてるだけ... 誰かっ!! 聞こえているなら此処から出してよ 罪を犯した罪人でも 気紛れな神様でもいいわ Ha!!Ha Ha Ha Ha (サックス) 死神よ 私は此処にいるわ 命が欲しいならくれてやる!! 生き地獄よりはマシだから… お願い... おネガイ... 台詞 (オネガイ...誰か...お願い) “タスケテ…” 飛べない飼われた鳥に必要なのは 一瞬の自由ではなくて 自分らしく生きられる人生(じかん) 欲しいものに躊躇わ(ためらわ)なくていい自由な感情 (割音) (女性が腕で自分を庇うように身をそらして) (誰かが手を伸ばす) ※手だけ。正確には肩から下まで (女性が手を伸ばす) (その手が骨になり彼女の周りに骸骨の大群) Ah!!... (彼女が崩れるようにへたれ込む) Ha Ha Ha 誰か... 誰かっ!!助けてっ!! (骸骨の1人が近づいてきて彼女に鎌を振り下ろす) (血しぶき) (彼女が白い羽根のなかに倒れる)
/18ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加