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火「よっ」
月「ああ」
火「なんだ、つれないな」
月「お前の顔を見たからな」
火「いきなりごあいさつだな~殴るぞ」
月「暴力に訴えるか…分かった分かりました!分かりましたからその振り上げた拳を俺に向けないでください」
火「全く失礼な奴だ」
月「…で、何の用だよ」
火「ああそうだ お前に聞きたい事があったんだ」
月「聞きたいこと?」
火「ああ あれだ、男二人に女が挟まれてる漢字があるじゃん?」
月「男二人…ああ、[嬲る]な。」
火「あれは[なぶる]って読むのかー」
月「それが聞きたかっただけかよ ググれ馬鹿め」
火「んにゃ 本題はこっから」
月「?」
火「あのさ、漢字ってモノの形を象ってるんだろ?」
月「まぁ、そういうの聞くけど」
火「つーことは、その漢字、女の子が複数の男にえっちな事を」
月「まて!なんて事言おうとしてんだ」
火「だってそういう事じゃねーのか??」
月「…いや、一概に違うとも言い切れないが…」
火「だろ?やっぱウチが正しいじゃん!」
月「うーん…」
火「漢字ってエロいなー」
月「ただ男二人に女がイジメられてるだけかもしれないだろ」
火「なんて奴だ!漢字作った人は傍観してたのか…」
月「想像力が豊かだと褒めるとこなのかこれ」
火「でもそれって、男二人と女一人である必要ないじゃん 獣に囲まれた人でもいいじゃん」
月「まぁ確かにそうなんだけど…どっちかっていうと貪られてるがなそれ」
火「ほらな?やっぱり男と女なのは意味があるんだよ!エロなんだよ!」
月「もうそういう事でいいよ…ところで何処でそんな字見たんだ?あまり常用する字でもないだろうに」
火「ああ、ウチの読んでる本によく書いてあるんだ」
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