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月「よく書いてあるって、どんな本だよ…ん 珍しいな お前本なんか読むのか?いや、読めるのか?」
火「失礼な 何言い直してんだ」
月「いや 柄じゃないなと…ぐっ!?」
火「なんか言ったか?」
月「ちょ…っとヤバイ角度で…入っ…た…あばら…が…」
火「情けないなぁ…しかしよく知ってたなー やっぱあれか!お前もやらしー風に見てたんだろ えっちだなー」
月「ああ もうどうでもいい」
火「あはは!悪い悪い」
月「まぁ…漢字はなかなか奥が深いからな 結構好きなんだよ 字を見ただけで意味が分かったりするし」
月「例えば部首で[さんずい]がついてたら、なんとなく水に関係するんだなとか分かるだろ?」
火「ふーん…じゃ、漢字の事はこれからお前に聞こうかな」
月「俺はあくまで個人的な意見しか述べられないぞ」
火「それでいいよ とりあえず読み方は分かるし 暇潰しにはなるし」
月「もっと有効に時間を使え暇人」
火「暇人に暇人とか言われたくねーよ超暇人」
月「ホントに口悪いなお前…」
火「なにを こんなに品のある美少女を捕まえて!」
月「ああ 口が多いから品があるってか」
火「ドヤ顔やめろ!ムカつく!」
月「いや 我ながら上手いなと」
火「ああ くだらなすぎて好感度が0から更に下回っちまったよ」
月「わー そりゃ大変だー」
火「棒読みしてんじゃねーよ!ひっぱたくぞ!」
月「既に今日骨をやられかけてるのだが」
火「お前がデリカシーのかけらもないからだろ」
月「そこまでのこと言ったっけ…?」
火「いや ノリで殴った」
月「………」
火「まぁ細かい事は気にするな!じゃ またな!」
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