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「うん。ありがとう。
今度会わせてね。
リオナちゃん、お腹すいてる?
なんか作ろうか。」
「えぇー!いーの?
リオ、料理できないから尊敬するぅ。
彼氏がね、料理のできる女になれっていつも言うんだぁ。
あ!こんな話いいよね!
リオ、白いご飯があればいい!」
白いご飯か。
なんか可愛いな。
「じゃあ、ご飯炊いてお味噌汁と卵焼き作るね。」
「わーい!いおりん、ごめんねぇ。ありがとう!」
待ってる間、リオはニコニコ話していたが、なぜか時折寂しそうに携帯を見つめていた。
きっと彼氏からの連絡を待っているのだろう。
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