友情

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ベッドに入ると、今度は眠れなくなってしまった。 テレビを付けて、楽しそうに笑うお笑い芸人を見ていた。 「なにがそんなに楽しいんだ」 なんだかまた胸が痛い。 お母さんの顔が浮かんで、涙が溢れた。 大丈夫、まだやれる。 優しいお母さんの声が確かに聞こえた。 全て、夢ならいいのに。
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