プロローグ

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初代五賢は歴史書に乗り、今も尚詠われては伝説的人物だと言われている 全てを燃やし尽くせし炎術師 火の大賢者【ロイス=ベルフォード】 暴風のように現れ、嵐のように去っていく風術師 風の大賢者【ライラ=エストバンズ】 凍てつく波動は絶対衝撃。水術師 水の大賢者【ショルナ=アスライト】 大地の怒りを味方に付けし者。土術師 土の大賢者【ローラ=フェニキス】 天候を操作せし雷術師 雷の大賢者【神代 鈴】 彼等が初代五賢の称号を持つ者達、そして世界を創る元となった属性、光と闇の素属性にも頂点が存在し五賢を管理する者として素の管理者が生み出したのだ。 聖天の輝きは全てを浄化する。光術師 光の大賢者【クルト=シスタリア】 漆黒の闇は何人足りとも破れず。闇術師 闇の大賢者【ジュリア=スピリチアナ】 二家は世界の頂点に居る五賢が内乱や内輪揉めを起こした時に対象出来る権利を持ち、二家のどちらかを敵に回しただけでその家は潰されるか、追放の審査過程に持ち出されたりする それだけ世界の掟は厳しいと言うことだ。 魔族の殲滅はいくら彼等が強くても一人一人の力では到底無理だろう…だからこそ団結する力が必要となる。種族や地位同士の争いよりもやるべきことは沢山ある…だが人の欲とは計り知れないもので何を考えているかだの分かる訳もなく、戦争は起きてしまうのだ そして時は数千年の時を経て…現代に。 この間まで目立った動きを見せなかった者達が世界を相手に動き出そうとしている…それを知る良しもない世界の住民は再び混沌と鮮血の映像を目の当たりにするだろう
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