フィフスコンタクト ― 壁男の過去

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「私は以前、催眠療法を専門としたセラピストでした。 大輔をカウンセリングした結果、重度の鬱状態で早急に治療が必要だと言う事が判明したので、 先ず薬を処方し、顕在意識に何故、鬱になったか、何がそうさせたか、を教えました そして、潜在意識で出来ないと思っている事を催眠療法で出来ると教え、自信の抑制を外し、可能な限り潜在意識の開放に努め、潜在能力の向上を図りました 結果、大輔はパーフェクトな人間になったのです」 *顕在意識…日常生活で使っている意識、論理的思考、理性、意識等、感覚、考えが違っても社会生活を営む事が出来る能力 *潜在意識…無意識下の感情、感覚、直感、記憶、想像力
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