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辰伶
『……命が生まれるのに理由(わけ)なんてない、たとえ……やがて跡形もなく散りゆく命でもその一つ一つに各々の生き様が確かにあった……それこそが唯一の私にとっての確かな真実だから……だからもう迷いません……たとえ明日朽ちる命でもその真実を胸に生き抜きたい……愛する壬生一族としてその誇りを教えてくれたのは吹雪さま……あなたです……』
『どうかもう一度吹雪様の水舞台を見せて下さい……‼』
『辰伶には夢があります‼辰伶はいつかなりとう存じます吹雪様のような一族を愛する真の侍に‼』
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