―おめつけ役、就任―第一章

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何やら楽しそうに返事をすると、男子生徒3人が入ってきた。 …ん?この3人組どっかで…? それにしても随分と個性的な3人組だ。赤髪と金髪と黒髪って…俺も青いけどさ。 身長にも随分と差がある…この金髪学年いくつだ?同い年か? 疑問が増え、人間観察を続ける俺に、叔父さんがひとつ咳払いをした。 「たぁー…コホンッ!内山竜平君、君は今日からこの3人の“おめつけ役”です」 は?え? 俺の名字「内山」なのか。 え?てか“おめつけ役”って何。 え?てかこの3人、誰? 「左から、赤髪の安西陸(アンザイリク)くん、黒髪長身の北条直斗(ホウジョウナオト)くん、金髪の可愛い挟間花楓(ハサマカエデ)くん。今日からこの3人のおめつけ役として同じ部屋で過ごしてね☆」 な、んだこの美男共は…っ?!だからおめつけ役ってなんなんだよっ?! 「「「よろしく。」」」 三人同じセリフだが全然違う態度。 叔父さんはにこにこ楽しそう…。 「とても好き」? 前言撤回だ! 糞叔父のくそやろおおっ!! .
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