とある変態とヤンキーちゃん

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「さぁてと、このムカムカした気持ちは女子高生の制服を見て癒されるに限るな」 陽太は辺りをキョロキョロし始めた。 「陽太……明らかに変質者だと思われるぞ?」 「大丈夫だ。 男はみんな見ているから」 「それは有るかもしれないけどよぉ……」 健斗は呆れた顔でツッコミをいれた。 「お前みたいに堂々と見る奴はそう簡単にはいねぇよ」 陽太はチラ見ではなく、堂々と制服を見ていた。 「こっそりと見るのは二流だ。 一流は堂々と見るものだ!!」 「名言っぽく言っているつもりなのか?」 むしろ迷言である。 「はぁ、ダメダメだな。 だからいつまで経ってもムッツリスケベなんだよ」 「お前がオープン過ぎるんだよ。 それに俺はムッツリではない」 スケベだということは否定しない健斗であった。
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