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私はまた学校を休んだ。
高崎くん…きっともう干渉してこないよね?
二日休み、そのように思っていたのが当たった。
高崎くんは私に話し掛けようとはしてこなかった。
その顔を見ると、凄い罪悪感を覚えてしまう。
だけどいいんだ。
私は一人でいいんだ…。
一人で…。
それから何日か経ったある日。
矢口先生に色んなことを話して、教室に戻る。
誰もいないと思ってた教室。
だけどそこには確実に高崎くんがいたんだ…。
偶然だよね…?
とにかく、私はすぐに荷物を持って立ち去ろうとする。
「美島!!
待って!!」
高崎くんは引き止めようとしてくる。
びっくりした私は、とにかく逃げるように教室を出ようとした。
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