旅立ち

2/3
前へ
/57ページ
次へ
俺達は村の人達に御礼を言うとすぐ村を出発した。 「でもさ、俺達がいなくなったら誰がドンドルマの古龍相手やるんだ?」 ノアが尋ねた。 俺達は古龍の現地調査を任せられていた。 「大丈夫、あの三人に頼んだから」俺は言った。 「あの三人ってまさか・・・・・・・・・・・・」ノアは心配そうだ。 「あいつらを隠遁生活から引っ張り出してやった。捜すのに苦労したが」 「いつの間にそんなことを」オメガが言う。 「ふっふっふ」俺は自信満々だった。 とにかくまずはこいつを越えないとな。 目の前には見渡す限りの砂漠地帯が広がっていた。
/57ページ

最初のコメントを投稿しよう!

151人が本棚に入れています
本棚に追加