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古龍観測所に着いた二人は報告書を出した。
「あ、報告書ね、ありがと、何か聞きたいことはある?」竜人族の係りのひとが言った。
「古龍の出現場所と襲撃確率を教えてくれ」
「ラオシャンロンが800キロ南を進行している以外にないわね、襲撃確率は街0%、砦0%でいたって平和」
「ありがとう」
二人は観測所をあとにした。
今は温暖期、だから比較的温かい、だから灼熱の砂漠には行けない、
ここドンドルマでは半年前に古龍クシャルダオラの襲撃を受けた。その時は少し被害があって住宅街が壊れたが大惨事にはならなかった、街の防衛で追い返すことができた
古龍は太古から大地に棲息し絶大な力で村や街を壊滅させてきた、
古龍の情報は少ない、彼らに狙われて生きて帰ったものは限りなく少ないからだ。
次の日、ジークはチームメンバーに収集をかけた。メンバーは三人、1番経歴が長いジークが隊長をやっていたが、余りそれもいみを成さない、メンバーのノアは狩猟試験で最速タイムを出していまだ破られず、もう一人ガンナーのオメガは、射的で最高得点、こちらも破られず、とまあ、つわもの揃いのチームだった、
この二人が酒場に集まったところで何を狩りに行くか会議した、
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