15人が本棚に入れています
本棚に追加
夢のなかの私の叫びで
目を覚ます
待ち人に叫んだ
「これ以上 待ちたくない」
あの優しい笑顔に
いつ会えるのか? なんて
誰も答えてくれない
表情を曇らせるだけ
少し解りはじめる
でも 決して認めない
明日には会えるだろう
人の夢 みるばかり
重い瞼 開けば
あなたの居ない世界
この青ざめた空を
あなたも見ていますか?
遠く 遠くに輝く
同じ星を見ていますか?
私の問い掛けに
答えるような 冷たい風
そっと頬を撫でました
水に戻る 悲しみよ
少し解りはじめて
どれくらい経ったのか
待ち人よ さようなら
言わずとも 解ってる
認めるように 頬を
伝う涙 あたたかい
私は生きているから
あなたの事 忘れない
あなたの事 待ち続ける
ずっと…
それから永遠に等しい
長い時 生きました
ある日 肩を叩かれた
懐かしい 優しい手…
最初のコメントを投稿しよう!