プロローグ

5/8
前へ
/187ページ
次へ
「何であんなに慌てて出ていったんだろ?お兄ちゃん」 少し前に鳴っていた携帯を見たと思ったら急に急ぎだしたのだ。 「そんな事より、折角早く起きたんだから食べて準備したら?」 母は笑っていたが、彼女には何が何だか分かっていなかった。 「分かったよ」 まだ兄の事が気になったが、とりあえずは今日の準備をする事になった。
/187ページ

最初のコメントを投稿しよう!

181人が本棚に入れています
本棚に追加