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「ラッキー。おもしろそうじゃん。」
いつも読んでいるライトノベルの表紙に少し似ていたのだ。
「おっ、男装の姫?トランス物?大当たりかも。」
と晋は喜んだ。
でも、しばらくすると寝てしまった。
なんて集中力のないヤツだ。
「チンク、チンク!、チンク!!起きろ!!!」
軽く頭を叩かれて晋は目が覚めた。
「ふはぁ?」
目の前に白い服を着た幼い少女が立っていた。
一度会えば絶対に忘れはしないであろう美少女であった。
だが、
「誰?」
晋には全く見覚えがない。
「やはり記憶はないか。ならばこうじゃ。」
と言って、その美少女は持っている杖で
ゴン!
晋を殴った。
再び、晋は意識を失ってしまった。
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