残3日

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「ラッキー。おもしろそうじゃん。」 いつも読んでいるライトノベルの表紙に少し似ていたのだ。 「おっ、男装の姫?トランス物?大当たりかも。」 と晋は喜んだ。 でも、しばらくすると寝てしまった。 なんて集中力のないヤツだ。 「チンク、チンク!、チンク!!起きろ!!!」 軽く頭を叩かれて晋は目が覚めた。 「ふはぁ?」 目の前に白い服を着た幼い少女が立っていた。 一度会えば絶対に忘れはしないであろう美少女であった。 だが、 「誰?」 晋には全く見覚えがない。 「やはり記憶はないか。ならばこうじゃ。」 と言って、その美少女は持っている杖で ゴン! 晋を殴った。 再び、晋は意識を失ってしまった。
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