残3日

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帰宅して、すぐに自分の部屋に閉じ籠る。 「ここなら安心。」 「確かに、ここなら誰にも気付かれないで会話できるわい。」 「どわっ!」 いきなり声が聞こえて、晋はイスから転げ落ちそうになった。 「だ、誰?ど何処?」 「ここ、ここじゃよ。」 声は、自分の左手から聞こえている。 いや、左手のブレスレットから聞こえている。 「ぎゃー!」
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