~Introductory chapter~

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勇者はひとり悩んでいた。 悩みに悩み、悩み続けている勇者に、魔法使いは声をかけた。 僧侶「勇者さん、どうしたんですか?」 勇者「あぁ…魔法使いか。いや、今新しいわざの名前を考えていたんだ」 魔法「わざの名前ですか!?どんなのなんですか!」 勇者は人差し指を魔法使いに向け、言った。 勇者「超業火の風」 僧侶「痛ぇ」 僧侶は突っ込んだ。 僧侶「どうせカタカナ読みなんでしょう?」 勇者「お、僧侶。よくわかったな。どんな読みかわかるか?画面の前のみんなも、考えてみてくれよな!」 僧侶「どこに喋ってんですかあんたは」 魔法「はい!私わかりました!」 魔法使いは元気よく手を挙げた。 勇者「よぅし、じゃあ魔法使い」 魔法「はいっ!この読みは…… スーパーファイアウィンドですね!」 勇者「よくわかったなー魔法使い」 魔法「えへへ…」 僧侶(……この人たちに付いてくの、やめようかな……) 僧侶は切実に思った。
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