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[マイ視点]
私達3人は仲良く歩いて学園到着➰
ユキ「じゃーな」
サエ「バイバイ」
別れて2人は1、2年の教室へ。ユキナは芸能モデル学部、サエちゃんは服飾学部。ちなみに私は食物研究学部です
。
「おはよーマイちゃん」
「今日も3人で来たの?ほんと仲いいね」
マイ「(笑)そうだょ」
周りの学園生に話しかけられる私。いつも3人で通っているからちょっと有名なんだぁ
理事長室へ着き、入る。
「失礼しまーす」
「おー東マイ。実は今日から新入生と新任で教師が入るやけど場所案内してくれないか?」
マイ「いいですけど…どうして私なんですか?」
「国内No.1のテニス選手でミス六角大候補のお前が何いってんねん。<ドアのノック音>入れや」
「失礼します」
マイ(カッコいいけど金髪と黒髪なんて不思議な髪型してるな。この人)
すると男の人は私をみて驚いたように動きが止まった
「マ、マイちゃん!?」
マイ「へ?お知り合い…でしたっけ?」
「そっか、孤児院で別れてから10年以上会ってないもんね。会ったら分かってくれると思ったんだけどな」
『孤児院』という言葉を聞き私は気づいた。
マイ「タケ…兄…?」
あの時と変わらない眼差しに10年以上前の記憶が蘇ったー
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