52人が本棚に入れています
本棚に追加
[サエ視点]
私は教室で課題に奮闘中。
サエ「もうっ、いいデザインが思い付かないなぁ。散歩でもしてみよう」
屋上へ。門から校舎までの桜並木がきれいに見えましたぁ
サエ「そういえばナオ君と別れたのも桜が満開の時だったっけ?」
ふと10年以上前の<誓い>思い出したよ。
あれからお互いに引っ越しして手紙も届かなくて…でもいつか会えるような気がしてるの
サエ「なんかアイデアうかんできそうかも。」
もっと近くで見たくて柵にもたれかかった瞬間、柵が前に動いたっ
「危ない!」「えっ?」
その時急に誰かに引っ張られ抱き締められる。
「危なかったー」
サエ「あのぉ」
「あっ、僕、ごめんなさいっ。(慌てて離れる)」
サエ「いえ💦」
「助けなきゃと思ってたら体が動いていたんだ…あれ?サエちゃん?」
名前を呼ばれると考えてなかった私は相手をみてびっくり!
サエ「どうして?ナオ君…」
彼はついさっき想ってたその人だったの
「やっぱりサエちゃんだぁ。僕ここに編入してきたんだ。」
久しぶりなのに変わっていない姿。ドキドキして時が止まった気がしましたぁ―
最初のコメントを投稿しよう!