[1]再会

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[サエ視点] 私は教室で課題に奮闘中。 サエ「もうっ、いいデザインが思い付かないなぁ。散歩でもしてみよう」 屋上へ。門から校舎までの桜並木がきれいに見えましたぁ サエ「そういえばナオ君と別れたのも桜が満開の時だったっけ?」 ふと10年以上前の<誓い>思い出したよ。 あれからお互いに引っ越しして手紙も届かなくて…でもいつか会えるような気がしてるの サエ「なんかアイデアうかんできそうかも。」 もっと近くで見たくて柵にもたれかかった瞬間、柵が前に動いたっ 「危ない!」「えっ?」 その時急に誰かに引っ張られ抱き締められる。 「危なかったー」 サエ「あのぉ」 「あっ、僕、ごめんなさいっ。(慌てて離れる)」 サエ「いえ💦」 「助けなきゃと思ってたら体が動いていたんだ…あれ?サエちゃん?」 名前を呼ばれると考えてなかった私は相手をみてびっくり! サエ「どうして?ナオ君…」 彼はついさっき想ってたその人だったの 「やっぱりサエちゃんだぁ。僕ここに編入してきたんだ。」 久しぶりなのに変わっていない姿。ドキドキして時が止まった気がしましたぁ―
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