第1章 1部 

9/9
前へ
/273ページ
次へ
『お前に、死神の名を与えよう…お前は光(らいと)だ。』 「死神なのに、光って…いいの?…あれ?ちゃんと声が出る。」 『面白いから、よい。死神になって、魂を体に入れたからな。』 「そう…ですか。」 『後は、夜魅に付き、死神を知るがよい』 「…光、行くぞ。」 そう言うと、虚ろな目の夜魅は扉の外へ出ていった。私も何がなんだかも分からずについていった。
/273ページ

最初のコメントを投稿しよう!

332人が本棚に入れています
本棚に追加