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扉をくぐると、そこは…
「私の住んでた…街?」
「ここで、光の初仕事。」
「え?!仕事って何するの?」
「…魂を回収」
夜魅が差し出した本。それを受け取るとペラペラとページをめくる。
「光のノート。そこに、回収する魂の情報が出る。」
「魂の情報?…あっ、これ?」
何も書いてなかったページに文字が浮かびあがる。
「そこに、書いてある人間の魂を回収する。」
「…わかった。どうやって回収するの?」
すると、夜魅はコウモリのような形の翼を出すと飛んで行こうとする。
「ちょっと!そんな堂々とっ!」
「…大丈夫。人間には私達を見ること出来ない。」
「え?」
(そういえば、突然あらわれた私達を、中に浮かんでる夜魅を回りの人間達は気付いていないみたい。)
「…便利だね。そういえば、本当はそうゆう翼なんだ…」
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