2部

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「…ここは…聖の家?」 「ここで、今日魂を回収する。」 「誰かが、死ぬって事?」 夜魅は何も言わずに壁をすり抜けて、家に入っていった。 「…ドアから入る必要ないんだ…死神も便利ね。」 私は呟きながら夜魅と同じように家に入った。 「…で、今日死んじゃう人は何処にいるの?」 何も答えずに、どんどん進んで行く夜魅に私はため息をついて後を追っていると突然、扉の前で止まった。
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