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「…死神になる?」
…いいわ、なる…
「…じゃぁ、こっち。」
なぜ死神になると言ったのかは私にもわからなかった。でも、なると言ってしまった以上取り消し出来そうになかったので、ゆっくりと歩く背中を追い掛けるようについて行く。そこには、大きな扉があった。
「…ここで、サタンに死神の名をもらう」
…死神にも名前があるんだ。貴方の名前は?…
「…夜魅(やみ)」
…夜魅ね、よろしく…
扉が開くと、私と夜魅は中へ消えた。
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