第1章 1部 

6/9
前へ
/273ページ
次へ
「…死神になる?」 …いいわ、なる… 「…じゃぁ、こっち。」 なぜ死神になると言ったのかは私にもわからなかった。でも、なると言ってしまった以上取り消し出来そうになかったので、ゆっくりと歩く背中を追い掛けるようについて行く。そこには、大きな扉があった。 「…ここで、サタンに死神の名をもらう」 …死神にも名前があるんだ。貴方の名前は?… 「…夜魅(やみ)」 …夜魅ね、よろしく… 扉が開くと、私と夜魅は中へ消えた。
/273ページ

最初のコメントを投稿しよう!

332人が本棚に入れています
本棚に追加