お別れ

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どうしようか考えながら、いつものように学校から帰ってくると・・・ 子犬もクマもいなかった。 私には、すぐ分かった。 みんな捨てられたんだ。 私は階段でしゃがみ込み、ただ泣く事しかできなかった。              クマとちびは、どこかの山に・・・ 後の子犬は、どこかの小学校の前に・・・捨てたんだって。                                      他に方法は、あったはずなのに。 最悪の結末に、なってしまった。 どんなに後悔しても、そんなのもう遅い。 ただ誰かに拾われて、今も生きていることを、願いたい。
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