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「なら、脱げや」
金髪の男が、少女の肩を掴むと少女は、ぞくりと鳥肌をたてた。
「何されてもいいんだろ?
ならさっさと脱げ!!」
「っ…!ひ、やぁ…!」
少女は必死に首を横に振る。
そんな抵抗は虚しく、彼女が纏っていた純白のワンピースを、男は脱がしていく。
そして偶然、男の手が少女の首筋に軽く触れる。
「ひ…っ!
いや…!いやぁ…っ!」
男が少女に触れると、少女は小さく悲鳴をあげる。
まるで、調子の狂った機械かのよう、少女はぶるぶると身震いを続け、ただ繰り返して言葉を発した。
すると、どういう訳か男の手が止まった。
そして、少女の姿に眉をひそめる。
「…嫌なら、いいぞ?」
怪しく、男は微笑する。
そして、仲間の集団にやれ、と合図をかけた。
その途端に、集団一の大男が俺の首に手を当てる。
大男はその手を強く、握り締めた。
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