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…罪悪感？
もう慣れたものだ。
こういうのは慣れるものだぜ。
例えば、人間も。
肉を得る為に、鳥とか殺すだろ？
悲しいが、それと一緒だ。
オレ達にとって、人間ってのは所詮それまでなんだよ。
人間がやってるように、ごく自然なことに過ぎないんだよ。
そこには、哀れみも同情も、何もない。
同じだ。
妖怪ってレッテル張られて区別されたとて。
ちなみに、その人間選定の仕事は、オレ一匹だけが就いたのみ。
他の連中は、高度な妖術を使えないらしくな。
例えば、空を飛んだり、心を読んだり。
後者に至っては、使えるのがオレ一人ときた。
だからこその役職、だろうな。
さて、退屈な世間話はオシマイだ。
そろそろ意識を現実に戻さないと、危ないだろうし。
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